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『金曜のバカ/越谷オサム』

今回は、越谷オサム著「金曜のバカ」です。

早速、簡単に紹介していきます。

 

1.作品情報

著 名:金曜のバカ

著 者:越谷オサム

出版社:角川文庫

発売日:2012/11/25 ※文庫本の初版発行日

頁 数:249ページ

 

こちらは、越谷オサムさんによる短編小説集です。

愛すべき「バカ」たちが、読者をほっこりさせてくれる作品です。

 

2.あらすじ

天然女子高生と気弱なストーカーが繰り返す、週に一度の奇天烈な逢瀬の行き着く先は――?(「金曜のバカ」)「また、星が降る夜に逢えたらいいね」――流星雨の夜に出会った少女が残した言葉が、今胸によみがえる。(「星とミルクティー」)不器用だけど一途な思いを抱えた”バカ”たちが繰り広げる、愛と青春の日々。何かを好きになった時のときめきと胸の高鳴りに満ちた、ほっこりキュートな傑作短編集。 解説・吉田大助

「金曜のバカ」裏表紙より引用

表題作の「金曜のバカ」に始まり、短編が5つ収録されています。

自分の青春時代を思い出させてくれるような作品です。ぜひ読んでみてください。

 

3.こんな人におすすめ

  • ほっこりするようなお話が好き
  • 青春小説が好き

 

4.感想

ここからは、私の正直な感想を綴ります。
個人の感想なので、共感していただけないこともあるかと思いますが、ご容赦ください。
また、ネタバレや、ネタバレと感じられる内容が含まれていますので、ご注意ください。

裏表紙のとおり、ほっこりさせてくれる短編集でした。

全然同じ経験はしていないはずなのですが、何だか自分の学生時代を振り返っているような気持ちになりました。

私は犬を飼っているので、「ゴンとナナ」は飼い主目線でも刺さりました。

自分の犬も、私に対していろいろなことを考えながら過ごしているのかなと思うと、いつも以上に愛しい存在だなと感じました。

 

以上、『金曜のバカ/越谷オサム』の紹介と感想でした。